仕事や勉強などの記録や ToDo などの一元管理のため過去何度かトライしたけどすぐに挫折してしまったノートアプリ。せっかく Microsoft 365 をサブスクしてるので OneNote を再び使いはじました。まだ全然使いこなせてないですが、使用法やトラブルの解決法などのメモです。
ブラウザ版とデスクトップ版どっちがいい?
OneNote のファイルは OneDrive 上に保存されるので、ブラウザからもデスクトップアプリからも使用できます。わざわざ別アプリを立ち上げることなく使用できるブラウザ版が便利かと思いきや、動作がもっさりして重い上に、デスクトップ版にある一部機能も使えない、という訳でデスクトップ版を使用することにしました。外出先からはスマホ版の OneNote アプリでも見ることができます。スマホ版はブラウザ版と違って動作が軽快で同期も早く感じます(この違いは何なんだろう?)。
検索機能が働かないとき
デスクトップ版 OneNote を使い始めてすぐ、ノートブック内をキーワードで検索しようとしたら全然ヒットしないというノートアプリの存在意義をなくすトラブルが発生。私の場合はインデックスの再構築で解決しました。以下は ChatGPT に教えてもらった原因と対処方法です。
原因:インデックスが壊れている/作成されていない
OneNote の検索は Windows のインデックスサービスに依存しています。
対策:
1. コントロールパネル > インデックスのオプション を開く
2.「OneNote」が含まれているか確認(なければ追加)
3.「詳細設定」→「インデックスの再構築」を実行

バックアップはどうする?
Windows 11 の場合、デフォルトでクラウドストレージの OneDrive を使用することになっており、OneNote のノートブックも基本的に OneDrive 上に作成されます。ブラウザ上の OneDrive のマイファイルからは、ノートブックは見かけ上は単一ファイルに見えます。
デフォルトではローカルPC上には定期的にバックアップされる仕組みで、保存先は ファイル → オプション → 保存とバックアップ → バックアップフォルダー で設定されています。具体的には、
C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Local\Microsoft\OneNote\16.0\バックアップ
の下にノートブック名のフォルダが作成され、その下にセクション単位( .one ファイル)で保存されています。

この定期バックアップとは別に、ノートブック全体を単一ファイルに保存したいときは、ファイル → エクスポート → ノートブック → OneNote パッケージ → OneNote パッケージ で .onepkg ファイルとしてエクスポートします。

ファイル・フォルダのリンク作成・削除
ファイルやフォイルを右クリック → OneDrive → リンクのコピー で作成されたリンクを OneNote に貼り付けます。リンクを作成後にエクスプローラー上でファイルを確認すると状態のところに人型のマークがつきます。当然ながらこのリンクはOneDrive上のフォルダ・ファイルへのリンクであり、ローカルPC上のファイルパスではありません。つまりデスクトップ版の OneNote からこのリンクをクリックするとブラウザ上で OneDrive のフォルダやファイルが開かれ、ローカルPC上で直接フォルダやファイルが開かれる訳ではありません。ローカルPC上のファイルパスへのリンクをOneNoteに挿入すればローカルPC上であれば直接フォルダやファイルを開くことは可能になりますが、ブラウザ版やスマホ版の OneNote からはそのリンクは無効となり開くことはできません。

リンクを削除する場合は、ファイルやフォイルを右クリック → OneDrive → アクセス許可の管理 を開きゴミ箱ボタンを押して削除できます。

ノートコンテナに枠や色を付ける
ノートコンテナに枠や色つける機能、当然あると思いきや、現状の基本機能としてはできないようです。こちらの ブログ記事 にその対処方法が載ってました。
枠線を付けるには、既存のノートコンテナの上部の「…」をクリックして内容を全選択した後に、ファイル → 挿入 → 表の挿入 から 1×1 の表を挿入すると、その表の中に選択したノートコンテナの内容が入ります。また、背景色を付けるには、コンテナ内をクリックして全選択を解除した後に、表メニューから塗りつぶし色を選択します。
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